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あなたへ導く海の鎖 [感想文]


伯爵と妖精 あなたへ導く海の鎖 (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫)

伯爵と妖精 あなたへ導く海の鎖 (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫)

  • 作者: 谷 瑞恵
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/03/01
  • メディア: 文庫



プリンスエドガーの巻
リディアにとってはつらい話、シリーズの中で一番重い話だけど、
一番読み応えがあった
エドガーが大悪党なんだよね
それにしてもレイヴンが成長したな

今回読んで前から思ってたけど、すべての黒幕がジュリアス・アシェンバートでも
おどろかないよ
冒頭からいきなりキャスリーンが、組織にいるしでてくるのは想定内だったんですけどね。

災いの王子が双子ってテランも双子だったけど、なにか意味あるんでしょうか?
そもそも貴重な血筋に魔術をほどこしたのは双子だったからと考えると納得。失敗したら困るもんね。
物語前半はエドガーの心がわからなくてやきもき
テランにリディアを好きにしていいとか言うし、本気であれってな感じ
まあそれでもケルピーがでてきて、エドガーの本音がわかってほっとするんですが…
ケルピーがある意味夫婦喧嘩に巻き込まれた感じでかわいそう[ふらふら]
それにしてもリディアを前にしても愛を囁かない、夫婦であることを否定、あげくに鳩尾にパンチ
プリンス化でそれ以上を想像していたとはいえ、読み手としてはかなりつらい
それでもリディアを守ろうと行動しているエドガーの心境を考えればつらい
ひとつひっかるのはロンドンに行こうとリディアにいったこと
キャスリーンを妻として女王のところにいけばすぐに反逆者扱いだけど、
リディアと一緒にいけば女王にあえるんですよね、少し心配

でも一番つらいのはリディアかな、エドガーから拒絶されテランから命をねらわれ

それでもくじけずユリシスを利用し、エドガーを口説くまで成長したリディア
婚約前にプリンス化してたらここまでにならなかったと思う
しかしダネルの推測通りエドガーの結婚拒否発言で妙なフラグ
エドガーを救うために預言者許嫁の役目を果たそうとするんじゃないかと心配
預言者の許嫁の役割が魔女の結婚と同じく聖婚の儀式の可能性が高い
そんなことになればエドガーが妨害するだろうけど、それじゃ本当に
魔女の結婚と同じになっちゃうよ(^^;)

それにしても今回の巻 思惑隠した人が多くてフランシス、テラン、ダネル、エドガー
リオネスの王子様のフランシス
ダネルも妖精が見えるだけでなかったことが発覚、
リディアにいったことすべて事実じゃないのなら
妊娠できないが本当なのかどうなのか。
そもそもなぜエドガーを導くようにカテーナの迷宮にいったのやら、妖精国に行くため?
裏がありそう。
そしてテランもなにか預言者やプリンス関連なにか知ってそう

ラストにテランの拷問から身を守るためにリディアは妊娠している嘘をつく
この時点で予言もあるし斜面を転がったから妊娠してれば奇跡とリディアは考えてるけど、
人によっては激しい運動していても大丈夫だったりするし、
意外と妊娠してるんじゃないかな、そうであってほしい







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